2006年2月アーカイブ

(by paco)life Design Dialogueについてのシリーズ、4回目です。過去3回は、こんな感じでした。

240[Life Design] なぜdialogueなのか?
241[Life Design] 話をよく聞く
242[Life Design] 行かない方がいい方向を示す

前回、いくべき方向といかない方がいい方向を選択するという話をしました。そのさいに重要になるのが、そもそもどんな選択肢があるのか、そのオプションを考え、整理することです。それも、今その人が置かれている状況の中でのオプションを出すことに、僕はなるべくていねいに考えようと思っています。

日本の中のユダヤ文化

というのを読んでまして、そのからの受け売りです。ユダヤの話は日本に飛び火します。

学校の歴史の教科書では、日本にキリスト教が伝来するのは、安土桃山時代にイエズス会によってだということになっています。しかしこの本のように、もっと以前の2?3世紀、大和朝廷にいたる前の段階で、日本にはユダヤ教やキリスト教が伝来していたという説を唱えている本です。

この本は、古代日本にユダヤやキリスト教文化が伝来していた証拠として、京都に3本足の鳥居(三角柱のような)があり、それがキリスト教の三位一体説(神と子イエス、精霊がいったいであるという説)を象徴しているものだと説明しています。

(by paco)前回、dialogueではまず話を聞くと書きました。これはいわゆるコーチングの基本になりますが、もちろん聞くだけではありません。

次に僕が気をつけていることは、相談者が話すこと、やろうとしていること、やったことの中かから、その人が行くといいだろうなと思う方向を選び出して示し、行かないほうがいいと思う方向を「やめておいたら?」と示すことです。

「こっちがいいかも」と示す道は、なるべくその人が楽しめそうな道を探してあげること。未知の領域だったり、ワクワクしたり、自分の成長を楽しめたり(多少厳しいかもしれないけど)、というような道です。お金になるかどうかという点では遠いかもしれないけれど、おもしろがれそうな道。それをやることによって自分の考えが見えてきそうな道。その道が自分にとって将来につながる道だと思えるかどうか、というより、「その道は違う!」と確信が持てそうな道というのもよい選択として示します。一人でやるより、誰か、同好の士と出会い、つながりができそうな道もよい道です。お金の流れを見に行くためのアクションも、よいアクションです。本のことを仕事にしたい場合は、書店や出版社でアルバイトをして、業界のお金の流れを見ておくことはオススメです。

(by paco)前回に引き続き、ユダヤ人ネタです。

ここのところ読んできたのは、以下のような本です。
ヒトラーとユダヤ人
ユダヤ人とローマ帝国
ロスチャイルド家―ユダヤ国際財閥の興亡

まず、気になっていたのが、ユダヤ人のアイデンティティとは何か、という点です。ユダヤ人の定義、自らをユダヤ人と呼ぶ、あるいは誰かが誰かをユダヤ人と決めつけるのは、どういうことから来ているのか。

日本人の定義とは何かといわれれば、日本国の国籍法の解釈に従う方法があるし、一般的には両親とも日本人なら日本人という理解でしょうか。もちろん、片方の親が外国人だった場合、あるいは在日コリアだった場合、あるいは帰化したコリアだった場合、などいろいろな場合の、法的な解釈もあるし、また日本人の平均的な理解もあるでしょう。個別の事例では意外に難しいことだと思います。

(by paco)今週考えてもらいたいイシューと、これまでの全イシューです。

回答は、今週分だけでなく、以前のものでも、かまいません、こんなことを考えた!ということを気軽に送ってください。

[42]僕は自分の母親(父はすでに他界)とはあまりうまくやれていないのですが、あなたはどうですか? 大人になった自分と親の関係がしっくり来ない人、どんな感じか教えてください。

[43]よくみる(聞く)TVやラジオの番組はなんですか? なぜそれが好きなんですか?

●回答は、paco@suizockanbunko.comあて直メールの場合、件名を「知恵市場イシュー」としてください。
●いただいた回答は、次号に掲載する場合があります。名前も載せますが、掲載したいハンドルネーム、または匿名希望を、<メールの上の方に>書いてください。文末や文中だと、見落としてしまう場合も考えられるので。
●いただいたメールの中に、公開してほしくない情報がある(僕あて私信の内容)ときは、その旨、明記してください。

(by paco) ここ数回、Life Design Dialogueのことを書いていたら、dialogueの申し込みが数件ありました。実際にdialogueはどのように行うのかということをお話ししましょう。

まず最初にやらなければならないのは、クライアント(相談者)の状況の把握です。状況の把握の中にもさらにいくつかの領域があるのですが、その中でも一番最初にやるのは、クライアントが今いる、ライフデザインのフェーズです。入口、はじめたばかりなのか。すでに目標やゴールを決めていて、そこに至る道をだいぶ先に進んでいて、具体的に踏み出すの日も近いのか。その際、僕が特に注意深く見るのは、クライアント自身が「半年後には起業したい」といっていても、それが実際に起業に踏み出すだけの準備ができている状態なのか、本人の希望に過ぎず、まだ準備が必要なのか、という点です。

(by paco) 最近の僕のイシューは、ユダヤ人ってなんだろう、ということ。

なんで、今ユダヤ人?なのかというと、もちろん突然出てきた話ではなく、これまで僕が、自分の問題意識として考えてきたことの延長上に「ユダヤ人」というイシューが浮かび上がってきたというか、むしろ、ユダヤ人についての理解を深めないと、これまで考えてきたことが不十分なままに終わってしまうと言うことに気づき、このところ集中して本を読んでいます。

(by paco)こんにちは、paco@知恵市場です。

1月は怒濤の忙しさで、研修もたくさんやり、引越もやり、知恵市場のリニュアルをやりで、まるで余裕なしモードでした。ふと気づくと2月、スケジュールもだいぶ余裕ができて、たまった企画書を書くぞ?、新しい本も書くぞ?、知恵市場の有料版もちゃんとリニュアルするぞ?という新たなモードです。

で、まずは知恵市場の有料版「コミトン」ですが、無料版と同様のブログ形式にリニュアルします。といっても有料版での執筆はpacoだけが担当し、他のブログライターの原稿は無料版でお読みください。

知恵市場は、今回のリニュアルで、大きく4つのテーマ「Life Design」「Business Design」「Global Eyes」「Enviromental Eyes」を切り口にしてQOLを考えるサイトになりました。そこで、有料コンテンツもここしばらくの形式を改めて、4つのテーマをベースに書いていきます。

新聞の記事は、こんな感じに書かれます。

「今回の自治評議会(国会に相当)の議員選挙でイスラム過激派ハマスが過半数を取った」

ハマスはパレスチナの政治的グループで、これまでは非主流派の存在でした。それが、今回の選挙で一気に第一党、しかも過半数をとったのです。メディアは、いっせいに「イスラム過激派が過半数をとった」と報道しました。しかし、ハマスは「過激は」なんでしょうか。

パレスチナは、もともとは中東の地中海?死海とヨルダン川にかけての土地を指す地名でした。日本の北陸地方、みたいなものです。そこにはイスラム教徒(アラブ人)、ユダヤ人(ユダヤ教徒)、キリスト教徒が、大きなトラブルもなく住んでいたのです。20世紀初め頃までの話です。

(by paco)(by paco)Life Design Dialogueというのは、実際のところ、何をするのでしょうか?

dialogue=対話ということなのですが、dialogueという方法に至るまでには、僕なりに試行錯誤がありました。僕が考えるLife Designの方法を本に書いたり、知恵市場で発表したり、つまり情報発信をするというアプローチもしてきたし、セミナー形式で講演+質疑ということもやりました。ワークショップ形式で少人数で集まってもらってそれぞれの考えを聞きながら僕からのアドバイスや相互にアドバイスをしあうということもやりました。

どれもおもしろかったり、僕自身も学びが多かったのですが、でもそれらの方法が、僕がやりたいこと(というより、やってあげたいこと)としていちばんいいのか、どんどんやっていきたいのかというと、どうも少し違うという気持ちがつきまとっていました。僕が興味があるのは、「誰かが実際に変化のきっかけをつかみ、それによってQOLの高い生き方を実現する」のを支援し、見届けることであって、情報を伝えることではないからです。

(by paco)「ライフデザインダイアローグ」スタート


ここ数年、ライフデザインという切り口で、自分らしい生き方を実現するということはどういうことか、本を書いたり、ワークショップを開いたりしてきました。「その人が真にその人らしくあること」というのが、僕がずっと考えてきたことで、もちろん、自分自身も例外ではないのですが、自分だけでなく、一人でも多くの人が自分らしく、自己決定権を持って生きることができる社会を実現したい、と、高校生ぐらいから考えてきた、それをいま実際にアクションに映しているわけです。

本を書いたり、知恵市場で情報発信をするのは、こういう考え方を広く、浅く、社会に提案する試みで、ワークショップやセミナーは、もう少し狭い範囲の人に、もう少し深く提案する方法で、これをここ数年、やってきたわけです。

(by paco)目黒区碑文谷から隣の世田谷区奥沢に引っ越して、気づいたことと言えば、このあたりの商店のクォリティが意外に低いこと。駅前にはTopsというスーパーマーケットと、コープの店舗、それに駅隣接の雑居ビルに昔からという感じの八百屋と魚屋、乾物屋が入っています。そのいずれもが、野菜にしても肉にしても、エコ系のものがほとんど置いていなくて、値段はまあまあ安いのだけれど、品質面で納得感がありません。有機野菜を扱うような専門店も、ざっと見回したところ、ありません。ペットボトルやアルミ缶などの回収をやっているところもなくて、売りっぱなし。

碑文谷には大型のダイエーがあり、ここも以前はぱっとしなかったのですが、ここ数年、有機系の野菜や安全性をウリにした肉などが多くなり、「すこやか育ち」という自社ブランドで、いろいろな食材を展開しているし、入口には、大型のリサイクルボックスがずらりと並び、ペットボトル、アルミ缶、牛乳パック、スチロールトレイ、レジ袋などを回収していました。

(by paco)

私が小学生の頃の、冬の登校風景
http://prowler7010.seesaa.net/article/10398547.html
ちょっと追加させていただくと・・・・・実際その土地を訪れても思うことなのですが、雪国の子供達って、とても素直な子供が多いように思うのです。また、雪国には、ほのぼのした人柄の御方が多いように思います。冬って・・・日本人を最も日本人らしく演出してくれる季節なのかもしれません。・・・って、大袈裟ですかね?(^^♪
(Prowler7010さん)

登校時にたき火ね?確かに僕の子どものころも、そんな風景はあったなあ、でも石をポケットに入れたりしなかったぞ。

(by paco)

今年の抱負(のようなもの・・・です)
http://prowler7010.seesaa.net/article/11225583.html
こういう目的のために、自分の時間の使い方を大幅に見直しました。まずは、情報整理しにくい「紙のメディア」に対する時間を減らしました。例えば、去年まで「日経****」といった類の雑誌を、(昔からの惰性で)定期購読していたのですが、これを排除。

また、下記のような工夫も継続、改良していきます。
・ブログコメントの活用
・さらに、下記URLで記述したような携帯電話などを活用して、外出先での余った時間をもっと有効活用します。
・忙しいときの勉強法
ただ・・・ここまでして、どこまで効果があるか未知数です。(^^♪
(Prowler7010さん)

(by paco)

おせち料理・・・食べますっ!というよりも、食べさせられます。(笑)蕎麦は、大好きなので、自分から好んで食べますが。

年末年始の過ごし方・・・・典型的な日本のオッサンの過ごし方です。(^^♪だらだらとテレビを見たり、ネットしたり、除夜の鐘を聞いて、天候次第で初詣行って、元旦は自宅で年始の来客を迎える・・・。といった感じです。独身時代は、年が明けると同時に彼女に電話して、だらだらと長電話・・・といった、つまらないことをしたものですが。(笑)

2日は、妻の実家に年始の挨拶に。これも毎年同じ。I'm bored....です。(笑)3日以降は、自由に出かけしたりしますが、遠出したことはないですね。

私の家は、昔ながらの旧家のようなもの(本家らしいです)で、親戚が年始の挨拶に来てくれます。だから、元日は、子供の頃からず?っと自宅待機です。「年末年始をホテルで過ごす、海外で過ごす」という人がとても羨ましいです。年食ったら、接客は子供達に任せて、海外に脱出してみたいなぁ・・・。そのためにも、上にも書いた別荘が欲しいです。(^^♪
(Prowler7010さん)

(by paco)前回、書いたとおり、僕は程なく引越、というか、今日(8日)午後からクロネコ引っ越し屋さんが来て準備、明日は引越です。全部お任せにしてしまったので、本当になんにもしていないのですが、大丈夫でしょうか。


引越しは、独身時代は数回経験しました。(サラリーマンだったので、転勤が数回ありました。)どちらかと言うと、『引越は嫌い』です。生来の面倒くさがりなので。(笑)これからの人生においても、引っ越すことは無いでしょう。仕事は自営の工場ですし。

ただ、「引っ越したい」と思うことはあります。それは、皆さんも同じでしょうけど、リフレッシュのためです。知らない土地で新しい生活を始める・・・これほど日常がリセットされる手法は無いと思います。まさに、人生をやり直せる気がします。

本宅を引っ越すことは無いでしょうけど、(資金があれば)別荘を持ちたいですね。できたら、海外・・・ニュージーランドあたりがいいかなぁ。(^^♪
日本でも構いませんが、今まであまり経験したことのないスポーツ(スキー、スキューバダイビングとか)が存分にできる環境がいいですね。

小旅行でも「非日常」を体験できますが、所詮は「旅行」に過ぎません。旅行が終われば、元の生活に戻らなければならない。本当の『非日常生活』を経験するために、別荘を持ちたいですね。

私は、意外と(?)保守的な性格なので、本宅は私の人生が終わるまで、現在のままでしょう。ただ、別荘をもって、違った人格の自分を演じてみたい。なんか生まれ変わったような感触が得られるかも? 英会話しているときも、それに近い感触が得られます。(^^♪ だから、「英語を勉強している」という感覚は、私には無い。

「違った人格を演じることができる」・・・まるで役者みたいなセリフですが、引越したり、別荘を持つ、といったことで、2人分以上の人生を経験できるオトクなライフスタイルかもしれませんね。
(Prowler7010さん)

(by paco)ムラウチドットコムからのDMに、パソコンにつないでプレイできるDJユニット、というのがでていて、思わず買ってしまったのですが、これがけっこうおもしろい。

USBでユニットをつなぎ、PCにソフトを立ち上げておく。ここにMP3やWMAのデータを読み込むと、あら不思議、スクラッチもできるし、ピッチ(ビート)も変えられるし、ビートを変えても音程は上がらない(高速回転させても声が高くならない)、左右の曲のビートを自動でそろえる機能もある、となかなかリッチなDJシステムであることがわかりました。うーむ、これだけの機能が2万円で手に入っていいのか??

(by paco)

私は都市計画課という部署に4月からなりました。ひら職員なので 権限はないですが。そして私自身は、市営住宅の担当なのですが、私の背中のところにいる人たちは中心市街地活性化とか、○○市マスタープランとか、いわゆるかっこいい仕事をしています。
○○市は食のまちづくりということで、農林省からすごく優秀な人が来て、今売り出し中です。食育という切り口に力を入れているそうです。
テーマについて私はあまりよくわからないのですが、以前から京阪神の人とつながりを脱原発関連で作っています。先日も、小田実さんが来てくれて、来年度何か食と文化と平和をテーマにイベントをしようではないかと提案してくれました。まだそれだけですが。
(いけおさん)

いけおさんは市の職員で、街づくりについて、いろいろと教えてくれる方です。いつもありがとうございます。

(by paco)環境問題のこともいろいろやっているのですが、もうひとつ、農漁村の活性化支援というようなこともやっています。

総務省に過疎対策室という部署があるのですが、ここからの依頼で、過疎地の活性化の戦略立案を補佐する研究会のメンバーとして、ここ2年ほど、参加しているのですね。

過疎地活性化のキーワードとして、今ここで狙っているのが「交流居住」というもので、ちょっと固い言葉ですね。英語では「マルチハビテーション」(複数拠点の生活)などと呼んだりもしているのですが、実はすでに交流居住という言葉自体は5年ぐらいの歴史があり、総務省、農水省、林野庁など、いくつかの国の機関と地方自治体が集まって、交流居住の認知と推進をテーマに、イベントや情報発信を行ってきている経緯があります。他に、特にぴったりと来る言葉があるわけではないし、多少固くても、この言葉を認知してもらおうというのが、今の方針になっています。

(by paco)NPO法人の環境リレーションズ研究所で、毎月1回、AIRミーティングという会を開いています。環境リレーションズ研究所の一般市民向けの情報提供活動のひとつなのですが、環境問題やその解決策への理解を深めてもらうのが目的です。

先週、12月のAIRミーティングがあったのですが、テーマは「アグロフォレストリによる有機農産物栽培」でした。アグロフォレストリとは、樹木との草質の植物を密生させて栽培し、自然の持つ潜在力を高めて、自然を守りながら農業生産を行う方法です。

(by paco)

買いません。宝くじに限らず、抽選とか懸賞も応募しません。理由は、もっと肝心なときに「運」を使いたいからです。人間が一生に使える運はみんな同じだけ持っていて、みんな小出しに使ったり、早くに全部使い切ったり、最後まで残してしまったりするんです。私はこれまで、わりと肝心なときに運を使えてるつもりなんですけどそれは、小さいこと(宝くじなど)に使わないでいるからだと思っています。
(クヌギーさん)

運を使い切る、という考えもありますね、なるほど。よくわかったようなわからないような、という感じはしますが、こういう判断基準もありますね。別の方と話していて、「私は買います、3000円分だけ。彼女と一緒に、あたったら何を買う、どう使う、と話す時間が楽しい」と言っていました。「当たる/当たらない」より、宝くじをきっかけに楽しく話せるなら、その3000円はたしかに安いかもしれません。25歳にとっての3億円と、35歳にとっての3億円はかなり違いそうなので、同じ相手と毎年同じはなしをしても、飽きないかもしれません。

ちなみに僕は、買わない人です。運という点では、自分がどんなに運がよくても宝くじに当たるほど運がいいことはあり得ないと思っているのと、夢の話をするなら、別に宝くじを枕にしなくても、いろいろ話せるからかもしれません。

(by paco)

します。料理の楽しさは、自分の好きなものが食べられることと、気分転換ができるところです。私は器用ではないので、いくらか手際よく料理ができると自分がちゃんとした人間に思えるので、仕事でちょっと凹んだときこそ料理どきです。できて満足、食べて満腹。
(クヌギーさん)

料理は「気分転換」にぴったりですね。それと、「手際よく料理ができると自分がちゃんとした人間に思える」というのもよくわかります。外食が続いたり、雑な料理が続くと、生活が何となく荒れた感じになってきて、きちんとした料理をつくってちゃんと食べ、キッチンもきれいに片付けると、生活のリセットができた!という気持ちになります。

(by paco)先週のコミトンで、「ライフデザイン・ダイアローグ」の話を書きました。何人かの方からメールをもらって、やりとりしたのですが、もしかして誤解もされるよな、と思ったので、もう少し説明したいと思います。

ライフデザイン・ダイアローグは、先週のメールで初めて考えたことではなく、すでに実際に、けっこう多くの人にそれに該当するやりとりをしてきました。僕の著書「35歳からは好きなことでお金を稼ぐ」「一人起業でひとまず年商3000万円?」などの本に例として取り上げた人たちは、ほとんどがこれまで僕が実際に相談に乗ってきた人たちか、彼らをモデルに、デフォルメして書いています。

これまでそういったライフデザインの話をしてきた人は、それ以前に直接面識がある人たちでした。グロービスや研修に集まった受講生、大学の授業に来た学生、ライフデザインや論理思考、環境問題のワークショップに来てた人。中には知恵市場の読者で、メールをくれて、という人もいましたが、多くが面識が事前にあった人たちでした。

(by paco)去年あたりから、NPO法人環境リレーションズ研究所との関係を深めています。今年は感じという役職にも就き(といっても実態はあまりないタイトルですが)、先週号で紹介した「環境フリーペーパー」をつくるといった活動に関わっています。

NPOに関わるというと、NPO主宰のイベントで地域のゴミを拾ったり、森林の保全活動をしたりということを思い起こしがちですが、僕はそういうかかわり方をしているわけではありません。

たとえば、今年秋に、京急百貨店からの依頼で環境経営の社員研修を行ったのですが、直接依頼を受けたNPOが20?50%、研修の企画と実施を行った僕が80?50%といった具合に、お金を取り分けています。研修ができる僕がNPOに関わることで、NPOも一定の収益を上げられるし、僕も環境の仕事ができる。僕は研修の仕事のうち、一定の比率を「労働奉仕」的にNPOに還元し、NPOはそれをべつの活動を通じて社会に還元する。

(by paco)先週、子どもの事件が続いて、と書いたら、昨日は京都の塾で小学校6年生の女の子が塾講師の大学生に殺害されました。外部からの侵入には対策をとっていたようですが、まさか、内部の講師が子どもを殺すなんて。

ただ、事件で死ぬ子どもの数そのものは、ここ10年、ほとんど増えていないそうです。質が変わってきているということでしょうか。

(by paco)2週間前に急に降って湧いてきたのが、環境フリーペーパーをつくろうというプロジェクト。もともとエコリーグという学生エコ団体が発案し、僕が監事を務めているNPO環境リレーションズ研究所がサポートするという形で、今実現に向けて議論を進めているところです。また詳細は決まっていないのですが、学生が編集し、学生向けに大学で配布するエコ雑誌、それも普通の学生に読みやすい、楽しくファッショナブルなエコ雑誌なので、斬新なものになると思います。

で、今募集中なのが、広告主。フリーペーパーなので、広告が載らないと成り立ちません。学生に向けて、エコやロハスの情報発信をしたいとか、タイアップするというプランを、あなたの会社に提案してみませんか? 今なら、記事とリンクした広告など、さまざまな企画が実現できる可能性があります。僕が全面的に企画に関わっているので、きっちり対応させていただきます。

(by paco)今週は悲しい事件が続きました。

広島で先週起きた小学1年生の殺害事件の犯人が30日に逮捕されたと思ったら、1日に今市市で、同じく小学校1年生の女の子が行方不明、死体となって発見されるという結果になりました。いずれも下校途中、危険が少なそうに見える静かな町はずれや田園地帯の通学路での事件です。

いったい何で、彼女たちが殺されなければならないのか、彼女たちの両親の気持ちを考えると、感情移入してしまって、本当に涙が落ちてきそうになります。本当に悔しいし、犯人への憎しみの気持ちは強く深い。ひどすぎます。

今市の事件では、以前から周辺で、不審者が出没していて、下校途中の子どもに下半身を露出するといった小さな事件があったようです。広島でも危険の兆候はあったようで、地域を挙げて防犯に取り組んでいたところの事件と報道されました。いきなりの事件ではなく、予兆があったわけです。きちんと対応していれば、あるいは最悪の事態は防げたかもと思うと、よけいに悔しさが募ります。

(by paco)JAXAが国産ロケットで打ち上げた人工衛星、はやぶさが、小惑星イトカワに着陸して、イトカワの地表の砂を採取したようです。ほんとに採取できているかどうかは、ハヤブサを地球に戻して、タンクをあけてみるまでわからないわけですが、とりあえず、数百ミリグラム回収できたのではないか、という発表です。

このプロジェクトには、世界トップの技術がたくさん使われています。まず打ち上げたロケットは純国産のM型ロケット(旧文部省系が開発してきたもの)。人工衛星のはやぶさの推力は、イオンエンジンで、キセノンをイオン化して電気的に加速し、推力にしています。イオンエンジンの実用化は、ハヤブサが世界初です。

(by paco)

無いです。(ToT)
置くとしたら、観葉植物がいいです。花の香りって、実はあまり好きじゃないんです。野外でしたら、花の香りっていいものなんですけど、屋内にある花の香りは、どちらというと「香りではなく、匂い」という感じがするんです、私にとっては。
余談ですが・・・以前、観葉植物が置いていない職場に、『マイナスイオン発生器』を置いた経験があります。w
(Prowler7010)

植物は置いてないが 竹炭を置いてます。
寝てる部屋の前に隣の家のおばあちゃんが維持管理してくれてる庭があります
大きな石と桜の樹がある庭です
(ikeo)

(by paco)

意外と(?)保守的なので、日本車しか乗ったことが無いです?。欧州車の足回りはいい、という評判を聞いたことがありますが、未だに乗る機会が無いです。今、42歳ですけど、やっぱり生活パターンを反映してますね。

●学生時代:中古のアコード1600cc(2BOXタイプ)
→お金が無い時代。

●独身時代:クレスタ(ツインターボ)、R32スカイラインGTS-t、アリスト
→働き出して、自由にお金が使える時代。そしてパワー重視の時代。

●結婚当時?2年前まで:マークII、ムーヴ(軽自動車)
→お金を少し節約しようという感じ?経済性重視。

●子供が3人の今:ノア(流行のミニバンですね。w)
→とにかく、人と荷物が沢山載せられる車。運搬性能重視

●将来の希望
子供が大きくなって、子供を中心とした車選び(実用性)ではなく、自分の好みで選ぶことができるなら・・・マニュアルミッションのライトウェイトスポーツカーが欲しいですね。パワーよりも、操作性に個性のある車がいいなぁ・・・。その頃に良さそうな欧州車があったら、試乗してみます。w (Prowler7010)

(by paco)デイズジャパンという雑誌は知っていますか? 報道カメラマンの広河隆一さんが責任編集して出している雑誌で、戦争や貧困など、世界の問題の現場に直接は入り、そこで切り取った写真を中心に、世界の今を伝えるフォトジャーナルシとして創刊され、1年ほどになります。ちょっと前から気になっていたのですが、偶然、ネットで定期購読できることを知って申し込み、最新号が届きました。


イヤーなかなかヘビーな雑誌です。

日本ではタブーになっている死体の写真、流血の場面を、必要とあればどんどん載せている。虐殺された死体、活きたまま民衆に火をつけられる人、爆弾でひざからしたを失った少女を抱きかかえて病院に走る父親。もう、見るに堪えない写真がたくさんのっていて、書き手はそれが世界の現実だと訴え続けます。

一方で、静かな世界も描いていて、星野道夫がとったアラスカの原生的自然の中に息づく動物たちの世界もある。

今地球で起きていることを、ありのままに伝えようとする真摯な姿勢が、心を打ちます。ビジュアル的にいささかハードではありますが、現実から目をそらしたくない人は、ぜひ読んで(見て)もらいたい雑誌です。定期購読1年間、8700円。内容から見て、決して高くありません。

(by paco)姉から電話があって、「そろそろクルマを買い換えたいんだけど、何がいいと思う?」とのこと。人の金でクルマを買う話は大好きなので、さっそく、あれこれ調べてみました。

姉夫婦のクルマはこれまでも僕が推薦したものから選んできたのですが、基本的に扱いやすい小さめのセダン、長距離にも疲れないしっかりしたハンドリング、ありきたりではない選択、というあたりがいつものリクエストです。家族は夫婦と子ども一人、それに僕と姉に共通する母親で、ふだんは2?3人、ときどき4人、都内の移動も多いけど、よく旅行に行くので高速の移動もしょっちゅう、というけっこうアクティブな人たちです。

今は、僕が以前乗っていたのと同じルノーメガーヌ。すでに7年目で10万キロ超え、そろそろメンテにもお金がかかるようになってきたので、次が必要、というタイミング。その前はいすゞジェミニイルムシャーといえば、あら?なかなかツワモノ、とおわかりの方はかなりのクルマフリークです。

(by paco)おとといの金曜日、Alfa147のちょっとしたメンテナンスがあって、第三京浜港北IC近くの工場にいったのですが、帰りにToshiさんのところに寄りました。Toshiさんの家は港北のひとつ東京より、都筑ICからすぐなのです。

Toshiさんは最近、畑を2箇所借りていて、例の「不耕起農法」で野菜を作りまくっているので、いろいろ教えてもらったのですが、僕がいうのもなんですが、彼はほんとにオタクだ。やさいオタク、というより、植物オタク、というべきかも。

不耕起農法ということで、耕さない、水や肥料はなるべくやらない、という自然のままに近い条件で野菜を作っているのですが、なんでToshiさんが野菜を作るの?、というと、たぶん彼は「持ち寄る世界」を自然界から学ぼうと思っているのだと思います。

(by paco)

(昨日読み終わった)「編集狂時代」(松田哲夫著)です。著者である松田さんの編集者としての半生記ですが、本好き、読書好きの発展例として興味深かったです。ここは自分と一緒だな、でも、この部分は共感できないな、そういうことを考えながら読み進めるうちに、本と私自身について振り返ることができました。
それから、1冊の本が世に出る(読者=私に)届くまでに、どのような道のりをたどっているかを垣間見れたことは、とても勉強になりました。書店に並んでいる本は多すぎる(読みきれない)と思っていましたが、実はあの本たちはすでに「選ばれてきた」のですね。それがわかって、自分が興味を持たない本に対する見方が変わりました。
(クヌギー)

(by paco)

家で作った栗ご飯。各週で野菜を取り寄せているのですが、その中に先月は栗も入っていました。それを使って、一緒に暮らしている妹が作ってくれました。いつも使っているお米で作ったのですが、新鮮な栗で作ったせいか、お米の味まで違うような気分でした。
(クヌギー)

栗ご飯か?うらやましい。おいしそーだな。栗ご飯は、なんと言っても栗の皮をむくのが大変です。皮は固いし、甘皮はむきにくいし、アクはあるしで、手がぼろぼろになりますね。栗ご飯は食べたいけれど、それを考えるとついおっくうになってしまうpacoでした。

今日のニュース、歌手の本田美奈子さんが死去しました。白血病、38歳でした。

彼女については、特にファンだったというわけではないし、歌もろくに聴いていなかったのですが、ちいさな身体からは信じられないぐらいパワフルな歌声、リズム感をときどき見聞きするたび、すごいなーと気になっていました。

アイドルからロックシンガー、ミュージカル、最近ではクラシックにまで歌の幅を広げていて、これから長く歌い続ける歌手になるのだろうなと思っていたら、昨年末の突然の白血病の宣告。その後、何度か、回復近しの報が流れたのですが、容態が急変して、なくなってしまいました。38歳、女性としても歌手としても、本当に厚みが出る年齢だったのに、とても残念です。

ちょっと悲しいニュースに、気持ちが揺れたpacoでした。

(by paco)前に投げかけたテーマについて、ikeoさんからメールをもらいました。ikeoさん、ありがとうございます。

以前、だいぶ前ですが、生活保護のケースワーカーの部署にいて、行路人という人達がうちらのような田舎でも通過していき、ホームレスの問題に関心を持っています。 寿ことぶき、以前パコさんに紹介したかな、という音楽グループ(2人ですが)も支援しているようです。 人間だからホームレスの人って様々な人です。よく生活保護の仕事のとき、今も市営住宅の仕事なのでよく似たことは言われますが、「パチンコして怠けている者になんでお金をやるんや」。事実そう言うことはあると思います。 でも私は基本的に働ける条件がありながら自分から働く意欲のない人達にどうしたら意欲を持ってもらえるかは難しい問題だと思ってます。障害者自立支援法が成立しましたが、障害者が働く場所なんか全くないというのが現状ですしね。 そんなこんなで公園の問題もどこに行ってもらうかを解決しないとどうしようもないでしょう。(ikeo)

(by paco)M&A

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(by paco)

やっぱりライブドアの場合は直球勝負すぎたと感じています。自慢の剛速球があれば大丈夫だと、自分が負けるはずがないみたいな部分が大きくて反感を買った部分もあったと思います。「言っていることはもっともの部分もあるけど、ちょっと強引で傲慢な感じがするな。」と僕は感じていました。それ故なんとなく薄っぺらい提案に映ってしまいました。良いこと言っても、結局利害関係でしょ、みたいな感想でした。
物事を進めるときに、その正当性や利益など以外に、人々が感じる感想・感覚=流れ の力は意外に大きいように思います。流れに逆らう事は反感を買う事が多く、物事を推し進める「マンパワー」が減ることで、少しつまずくと、反対にここぞとばかりに、押し戻されてしまうと思います。
楽天の場合も、ライブドアと言えば同じ目的で、同じような手法で挑んでいますが、「流れ」を滞らせるほど、露骨な手段を取ってはいませんし、そのようにも報道されているので、流れを作る世論も概ね反感を買うほどにはなっていないのでしょうか。

(by paco)

知りませんでした(^_^;)きっといい大人が(想像するにオタク系)が必死に買っているのでしょうか?どうも人間が古いのか、コスプレ の感覚も分からないです。あれが彼らなりの自己主張なのでしょうか?
新しいマーケットとして、こういうものが流行っていくのなら、市場は受け売れるのでしょうが、それ自体が良いことかどうか判りません。どうも僕にはノーマルに見えませんから、何か違う方向へ流れていくような気がするのですが、これも余計なお世話な気もします。イシューがずれまくりで、ごめんなさい。
(takechan)

(by paco)

出かけるときは、SDカード式のMP3プレイヤーを必ず持って行きます。標準で付属していたイヤホンは音が悪いので、ヘッドフォンを買いましたが。
http://blogs.yahoo.co.jp/prowler7010/6322199.html
MP3プレイヤーでしたら、「まぁこんなもんかな?」といった感じで、音質はかなり妥協しております。MP3プレイヤーで聞くのが、へヴィメタルか英会話の音声だけだから、あまり音質にこだわらないのですね、きっと。(^^♪ 自宅のPCには、普通のスピーカーが着いてます。これもBGMとしての用途ですから、あまり音質にはこだわってません。
自宅にあるコンポは、15年くらい前に揃えたものです。当時は、かなり音質にコダワリを持っていたので、システムコンポではなく、バラコン(って、今でも言うのでしょうか?)です。(^^♪このコンポの音は、長いこと使っているせいか、満足しているというよりも、安心して聞くことができる音質って感じです。
将来、家を増築する機会があれば・・・AVルームを作って、音質にこだわってみたい、と思ってます。今は、お金が無いので、現状で満足するしかないです。(-_-;)
(Prowler7010さん)

花は・・・あまり興味がありません。嫌いということではないです。基本的に「花より団子」の性格なだけ(汗)。ただ、「どんな花」といわれると・・・ 一言で言えば、『人の手が加わっていない花が好き』ですね。生け花、花屋で売ってる花などは、「綺麗」と思うことはあっても、『じ?ん』と感じることはないです。それよりも、雑草に近いような「れんげ畑」とかを見ていて、『じ?ん』と感じます。さらに、そのれんげ畑の周りに人工物が無ければ、もっといいです。 なんて言ったらいいのかな・・・花でも、人が育てた花とか、生け花って・・・なんか「人工物」のような目で見てしまうんです。「綺麗」と思うことはあっても、「花」という自然を感じることができないというか・・・ (Prowler7010さん)

日本人はもともと、花や植物を愛でる民族で、サクラが国民的な花になっていることからもわかります。僕自身は、母親が花が好きで、庭にたくさん花を咲かせていたので、すっかり嫌いになってしまいました。あれ? もともと花にはあまり興味を持たなかったのに、草を抜け、農薬をまけと手伝わされるのがいやだったのですね。おやのやっていることは子どもに手伝わせた方がいいという考えもありますが、逆効果になることも多いので、お子さんがいるみなさんは気をつけましょう。

週の再発見といえば、ボニー・ピンク。

J-POPの女性アーティスト、ひとりバンドともいうのかな。すごくメジャーというわけではないので、知らない人も多いと思うのですが、実は今年でデビュー10年になるというので、ちょっとびっくり。この秋にオリジナルアルバム「Golden Tears」を発表して、これからツアーもスタートという、活躍ぶりです(公式サイト)。


実は2年ぐらい前に、ひとつ前のアルバム「Even So」を買って、彼女の歌はいいなあと思っていたのですが、でも惚れ込むところまでは行きませんでした。今回は、やはりJ-WAVEのトータス松本(ウルフルズのリーダー)によるインタビューを聞いて、やっぱり彼女の音楽はいいなあと思い直し、新譜を聴いてみたら、ぐぐっと力が入っていたので、びっくり。「Golden Tears」、なかなかの仕上がりです。

ボニー・ピンクも、上原ひろみと同じように、本人は至ってのんびりした雰囲気の持ち主。でも京女らしく、凛とした背筋を感じさせる女性でした。どちらも、普通の話をしているとどこか頼り投げなのに、音楽の話になると非常に明快、冷静に、すっきり自分の音楽を説明できる。その落差に、けっこう驚かされます。

音楽に限らずですが、アーティストが成長する姿を見るのは、なんだかうれしいものです。最近、あなたは音楽聞いてますか? 音楽は心の栄養です。

15日の土曜日、J-WAVEの「ワールドエアカレント」に、ジャズピアニストの上原ひろみが登場して、葉加瀬(はかせ)太郎のインタビューを受けていました。

上原ひろみの話をする前に葉加瀬太郎の紹介の方が先かもしれません。葉加瀬太郎はクラシックからジャズ、さらに幅広く活躍するバイオリニストで、90年代初めにブレイクした「クライズラーアンドカンパニー」というユニットで世に出ました。今も世界中のアーティストと競演するだけでなく、こうしてメディアでのトークもなかなか魅力的です。

で、今回登場の上原ひろみさんですが、1979年生まれ、26歳のジャズピアニストで、米国を初め、世界中で高い評価を得ています。僕は名前をアルバムジャケットはうろ覚えで知っていたのですが、本人の声と話を聞くのは初めて。土曜の夕方、夕食の料理をしながら、いつものようにFMを聞いていたら、その話に思わず引き込まれてしまいました。

(by paco)さて、学校ネタが来たところで、少し話題を変えて、PTAとパソコンについて。

僕は娘が1年生の時から、結果的にずっと広報部に所属してきました。娘の学校はPTAのいずれかの部に全員が登録するという、全員登録制で、どれかを選ばなければならないのです。

広報誌の制作は、6年前は、台紙にコピーした写真を貼り付けて、そのまま版下にするという単純で、印刷の品質が低い方法だったのですが、去年から制作がパソコンになりまいた。実は3年前にパソコンとメーリングリストを活用しようと提案していたのですが、要約部の母親たちも賛成してくれて(というよりは、実際のところは、パソコンを使いこなせる女性が部長になったことが大きい)、今年からは全員がパソコンを使って編集できるようになってきました。

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■わたなべぱこ

コンサルタント。ライター。グロービスマネジメントスクール講師(ロジカルコミュニケーション、クリティカルシンキングクラス担当)。有限会社水族館文庫代表。

■略歴


1960年東京生まれ。都立西高卒(31期)。学習院大学哲学科卒。コピーライターとして広告、会社案内の制作、 PR戦略の企画立案などを担当。88年に独立して100社以上にコーポレートコミュニケーションプランを提供する。98年からコンサルティング業務を開始。

知恵市場は、paco/渡辺パコが主宰する
Quality of lifeの高め方がわかるサイト

■人生の質の高さ、ってなんだろう?

価値観や生き方の規範が揺らいでいる時代の中で、自分らしく生きる、豊かになる、といったことに関心がある人が増えてきました。僕自身、豊かさとは、人生の意味とは、といったことに関心があり、大学では哲学を学んでみたのですが、もちろん哲学を学んでも、そういったことはわかりませんでした。

そこで、別の方向から考えてみようと思ったのが、「生活の質=Quality of life」です。

豊かさというと、普通は金銭的な豊かさに目が向きますが、お金があれば豊かだと単純にいえない時代になってしまいました。お金で計るのではなく、生活の質の高さという視点を持たなければ、満足のいく生き方はできません。

(by paco)いい音

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(by paco)HDDプレイヤーで音楽を聴くのが僕の日常で、やはり少しでもいい音で聞きたいと思うもの。そんなわけでイヤホンを買うのがちょっとした「趣味」のようになっていて、何種類ももっているのですが、どれも音に満足できない。そうだ、半端なものはやめて、思い切って高いものを買おうと、高級ブランドを探した結果行き着いたのがBang & Olufsen(デンマークの高級オーディオメーカー)の耳掛け式のイヤホン。1万5000円という破格のお値段ということもあって、品質も音もなかなかなものです。


でも、しばらく使っていたら、やはり耳掛け式は装着がめんどうで、そのわりに音はたいしたことがない?と思ったりして、それなら気軽で音もそこそこのSony製3000円でもあまり変らないかなと、ついそちらを使ったりしていました。

でもやはり満足できず、やっぱりBang & Olfsenを久しぶりに引っ張り出し、使ってみたら、やっぱり音のよさに感心。「感動」というほどではないところが今ひとつ残念ではありますが、音は格段によいです。まず音の粒立ちがはっきりしている。ひとつひとつの楽器、ボーカルの音がクリアに分かれて聞こえる。低音はそれほどでないのですが、実はこれは装着のしかたがポイントで、耳の穴に密着するようにきちんとはいると、とても厚みのある低音が鳴ります。この再発見は、先週の喜びでした。

(by paco)QOLの高い生き方とは、自分で決める生き方。先週の僕の決断のひとつはこんなことでした。

今年の夏、環境ダイナマイトというプロジェクトに関わり、その中で木質ペレットを使った事業プランの作成をセミナーで指導しました。9月には、公開募集に応募したプランなどを合わせて、環境ビジネスプランのコンテストが行われ、僕のセミナーのメンバーが出した3つのプランのうちひとつが準グランプリを獲得することができました(グランプリは今年は該当なし)。


とはいえ、僕が見る限り、準グランプリのプランはまだまだ具体性に欠けていて、もっと詰めたプランをつくる必要性を感じていました。メンバーにもその話はしていて、[できればもっと深めたいね]と言い合っていたのです。

(by paco)先週のできごとから、QOLについて考えたこと。

先週火曜日、サイバーメンター主催のセミナー「メンタージャム」で、ロジカルシンキングの概要とワンポイントレッスンを話す機会がありました。

80分の講演を終わって、質問を受け付けたら、ベテラン弁護士の方からこんな趣旨の質問が。
「私は長く弁護士をやっているけれど、人間は、他人から説得されても考えが変わることはまずない。裁判では、判決が出たり和解で自分の考えを曲げるざるを得ないこともあるけれど、それは仕方がなくやっていることで、考えが変わったわけではない。今日の話は論理による合意形成ということだが、そんなことは実際には無理なのではないか?」

さて、こういう質問(というか意見)に、あなたならどう答えますか? 特にクリシンやロジカルシンキングを学んだことがある人は、ちょっと考えてください。