(by paco)ライフデザイン・ダイアローグの実際

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(by paco)先週のコミトンで、「ライフデザイン・ダイアローグ」の話を書きました。何人かの方からメールをもらって、やりとりしたのですが、もしかして誤解もされるよな、と思ったので、もう少し説明したいと思います。

ライフデザイン・ダイアローグは、先週のメールで初めて考えたことではなく、すでに実際に、けっこう多くの人にそれに該当するやりとりをしてきました。僕の著書「35歳からは好きなことでお金を稼ぐ」「一人起業でひとまず年商3000万円?」などの本に例として取り上げた人たちは、ほとんどがこれまで僕が実際に相談に乗ってきた人たちか、彼らをモデルに、デフォルメして書いています。

これまでそういったライフデザインの話をしてきた人は、それ以前に直接面識がある人たちでした。グロービスや研修に集まった受講生、大学の授業に来た学生、ライフデザインや論理思考、環境問題のワークショップに来てた人。中には知恵市場の読者で、メールをくれて、という人もいましたが、多くが面識が事前にあった人たちでした。

実際に会っているということ、メールでももろもろ雑談モードで相談に乗っていたりということもあって、会って話すのも、その時点でもう友だちモードという場合もあり、特にライフデザインの相談に来ました、というか立ちばかりでありませんでした。そんなこともあり、僕もお金を取ろうと言うつもりもなかったし、こういう形でこれからあうかもしれない人が僕に相談したいと思ったからといって、お金をもらわないと相談に乗らない、というつもりはまったくありません。また、もともと知恵市場のメンバーではない人もいて、そういった人たちに、「知恵市場の有料会員じゃないと話は聞かないよ」というようなことも、もちろんありませんでした(将来とも、ありません)。

ただ、その一方で、「お金を払ってもいいので、相談に乗ってほしい」といってくれる人もいて、そういう場合は、相談の上、払ってもらっている場合もあります。払っている人にとっては、ただで時間をとってもらうのは頼みにくい、と感じることもあるでしょうし、確実に時間を確保するためにはお金を払う方がよいと考えることもあるでしょう。特に遠距離の型は、会う機会が作りにくい、けれどメールでも話を聞きたいということもあると思います。あえてメールやメッセンジャーでの金額を載せたのも、そういった方に機会が広がるならと思ったからでした。

個人と個人の関係のつくり方はさまざまです。個人対個人の話におカネを介在させたくない場合もあるだろうし、お金を仲立ちにすることで合理的な関係をつくりたい場合もあると思います。前回書いたライフデザイン・ダイアローグの「値付け」は、そういう意味合いの中で、お金を仲立ちにした方がいいかも、と考える人に、間口を広げるためのものでした。これまで同様、友人として話をしたいという方はそれでまったく問題ないし、僕自身、お金が欲しくて相談に乗っているわけではないので、これまで通り、気軽に相談を持ち込んでください。

QOLの高い生き方をめざし、行動する人を支援し、いきいきと自立する人を増やしたいというのが僕の大きなテーマであって、企業研修にしても、グロービスにしても、そういう個人のエンパワーメントにつながることを期待して、やっていることなのです。

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