(by paco)QOLの高い生き方とは、自分で決める生き方。先週の僕の決断のひとつはこんなことでした。
今年の夏、環境ダイナマイトというプロジェクトに関わり、その中で木質ペレットを使った事業プランの作成をセミナーで指導しました。9月には、公開募集に応募したプランなどを合わせて、環境ビジネスプランのコンテストが行われ、僕のセミナーのメンバーが出した3つのプランのうちひとつが準グランプリを獲得することができました(グランプリは今年は該当なし)。
とはいえ、僕が見る限り、準グランプリのプランはまだまだ具体性に欠けていて、もっと詰めたプランをつくる必要性を感じていました。メンバーにもその話はしていて、[できればもっと深めたいね]と言い合っていたのです。
プランを先に進める会議を開きたい。でも、日常の仕事もたくさんあるし、より具体的なプランをつくっても、僕の収入は何もつながらない(とりあえずのところ)。そもそも、参加メンバーはどこまで本気で事業化を考えているのかもわからない。次のフェーズは勉強会にするつもりはなく、プレ経営会議の位置づけにしたかったので、よりコアな議論になるはずでした。
そんな前提もあって、実際にミーティングを開くかどうするか、ぐずぐずしていたのですが、ここでやらないと後悔すると思い直し、スケジュールのすきまに無理に5日間の日程をつっこんで、実施することに決めたのがおととい。昨日、金曜日の晩に具体的なミーティングの実行プランと、ぜひ参加してほしい人にメールを送り、半日で開催を具体化しました。何をやるべきかはすでにあたまに入っていたので、具体的な開催案をつくるだけなら時間がかからないのですが、それでも、ひとつのイベントを動かすとなるとそれなりに、手間も時間も、そして説得にあたまも必要です。でも、今の時代はネットで多くのやりとりができてしまうし、スピードも速く、こういう行動を起こすには本当によい時代になりました。
昨日の深夜に送ったメールには、キーパースン3人からすでにメールが来て、快諾をもらいました。あと数名集めて、イベントを実行することができそうです。
自分がやりたいこと、やるべきだと思ったことを、実行に移すという決断は、やはり重たいものです。日常生活は、誰でもそれなりに、というかかなり忙しいし、やりたいことと言っても、温泉に浸かりにいくのとは違って、企画し、実行するのは重たいものです。結果がうまく出るとも限らない。そういう中で、僕もたくさんのアイディアを実行に移せないことの方が多いのですが、今回はなんとか行動を起こすことができました。
きっかけは、夏のセミナーのメンバーの「打ち上げ」です。僕は都合で行けなかったのですが、メンバーが再度集まるぐらい、環境ビジネスにコミットしてくれているのなら、僕も何かをしなくてはという思いが固まりました。
何かをやる決断、何かをやらない決断。ひとつひとつ、自覚的に進められることが、QOLなんだと思います。
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