週の再発見といえば、ボニー・ピンク。
J-POPの女性アーティスト、ひとりバンドともいうのかな。すごくメジャーというわけではないので、知らない人も多いと思うのですが、実は今年でデビュー10年になるというので、ちょっとびっくり。この秋にオリジナルアルバム「Golden Tears」を発表して、これからツアーもスタートという、活躍ぶりです(公式サイト)。
実は2年ぐらい前に、ひとつ前のアルバム「Even So」を買って、彼女の歌はいいなあと思っていたのですが、でも惚れ込むところまでは行きませんでした。今回は、やはりJ-WAVEのトータス松本(ウルフルズのリーダー)によるインタビューを聞いて、やっぱり彼女の音楽はいいなあと思い直し、新譜を聴いてみたら、ぐぐっと力が入っていたので、びっくり。「Golden Tears」、なかなかの仕上がりです。
ボニー・ピンクも、上原ひろみと同じように、本人は至ってのんびりした雰囲気の持ち主。でも京女らしく、凛とした背筋を感じさせる女性でした。どちらも、普通の話をしているとどこか頼り投げなのに、音楽の話になると非常に明快、冷静に、すっきり自分の音楽を説明できる。その落差に、けっこう驚かされます。
音楽に限らずですが、アーティストが成長する姿を見るのは、なんだかうれしいものです。最近、あなたは音楽聞いてますか? 音楽は心の栄養です。
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