(by paco)HDDプレイヤーで音楽を聴くのが僕の日常で、やはり少しでもいい音で聞きたいと思うもの。そんなわけでイヤホンを買うのがちょっとした「趣味」のようになっていて、何種類ももっているのですが、どれも音に満足できない。そうだ、半端なものはやめて、思い切って高いものを買おうと、高級ブランドを探した結果行き着いたのがBang & Olufsen(デンマークの高級オーディオメーカー)の耳掛け式のイヤホン。1万5000円という破格のお値段ということもあって、品質も音もなかなかなものです。
でも、しばらく使っていたら、やはり耳掛け式は装着がめんどうで、そのわりに音はたいしたことがない?と思ったりして、それなら気軽で音もそこそこのSony製3000円でもあまり変らないかなと、ついそちらを使ったりしていました。
でもやはり満足できず、やっぱりBang & Olfsenを久しぶりに引っ張り出し、使ってみたら、やっぱり音のよさに感心。「感動」というほどではないところが今ひとつ残念ではありますが、音は格段によいです。まず音の粒立ちがはっきりしている。ひとつひとつの楽器、ボーカルの音がクリアに分かれて聞こえる。低音はそれほどでないのですが、実はこれは装着のしかたがポイントで、耳の穴に密着するようにきちんとはいると、とても厚みのある低音が鳴ります。この再発見は、先週の喜びでした。
でも、本当はイヤホンタイプではなく、あたまからかぶる(かける)ヘッドホンタイプのほうが、音質は出しやすいのも事実。そういうのもいいよなあと思いつつ、飛びつくのは自重しています。
音楽が好きなものにとって、音のよさ、そしてそれを気軽に聞けることは、何よりの喜びです。HDDプレイヤーのようなデジタルプレイヤーは、音を圧縮しているし、アナログ回路の品質もそれほど望めないのはわかっているのですが、やはり聴きたい曲をその場で聴けるのは、他に変えがたい魅力。1800曲からいつでも曲が選べる楽しみは、音質を多少犠牲にしても、大きなものがあります。
音質といえば、愛車のAlfa147はBOSEが専用チューニングしたオーディオセットがついているのですが、これの音質がぜんぜんよくない。ひどいというほどではないにせよ、音としてはVW GolfのSony製のほうがずっとよかった。友だちが乗っているSUBARU LEGACYのマッキントッシュはなかなかいい音がしていたので、期待していたのですが、BOSE、しっかりしろ。うちで使っている2.1chのアクティブスピーカーもあまりいい音じゃないしなあ。ヨドバシで聞いたときはなかなかいい音だったのに、うちに持って帰ってきたら、音がこもっていてがっかり。
いい音で好きな音楽を聴けるとQOLの高さを感じますが、今のところもう一歩です。
コメントする