(by paco)このところ、世界スケールの話が多めなので、身近な話を書きたいなと思い、やっぱり料理ネタかなと、久しぶりに書いてみることにします。
僕の料理は、いわゆる「男の料理」ではなく、家庭の「シュフの料理」なので、ごく普通の献立をごく普通の食材を使い、短時間でつくって、おいしく食べる、と言うものです。どこの家庭でも普通にやっていることを、男の僕がやっているという点だけが、ちょっと違うところです。
結婚当初、というより、それ以前から、僕が料理をしてきたのですが、理由は単純で、ぼくの方が料理がうまく、速かったからでした。
僕と妻は結婚まで8年ぐらい付き合っていたので、その間、あちこち旅行に行ったりもしてきて、途中からは経済性と親密感で貸別荘によく行っていました。20代のカップルが貸別荘を借りて小さなキッチンで、さてどうしようかというシーンなんですが、一緒に近くのスーパーマーケットに買い物に行き、食材を選び、献立を考え、別荘に戻ってご飯を作ろう、となるわけです。まあ、ままごとの延長みたいなものですね。