2011年8月アーカイブ

(by paco)ちょっと変った経験をしたので、書いてみる。事実なのだが、センシティブなところもあるので、いくつか設定を変えて、私小説風に書くので、趣旨を読み取り、細部にはこだわらないでほしい。

 ★ ★ ★

8月のあるウィークデーの夜、僕は虎ノ門の交差点にいた。朝から夕方5時まで、A社で研修講師をしてから、夕刻のアポイントに間に合うように移動して、交差点で地図を確認する。

指定された店は、虎ノ門交差点から霞ヶ関方向に少し歩いた細い道を入って、100メートルほどのようだ。店の名前は、梁山泊。古代中国史の部隊を名前にする小さな捨て0起点、と言うことだったが、ネットで検索しても出てこない(ありがちな名前なので、いくつかヒットするが、それらは住所が違い、目的の店ではなかった)。

「ネットには出していないようですよ」

と店を指定した友人のBは、メールに書いてきた。

気になるので、昨日の夜、ストリートビューで虎ノ門交差点から、店の住所までたどってみたのだが、店の入っているビルはとても小さな鉛筆ビルで、その中二階が店のようだった。ストリートビューの写真には、中二階も写っていたのだが、店の名前は梁山泊ではなく、別の名前だった。

妙な感じだった。

(by paco)夏休みモードということで、pacoの夏休みの一幕。

楽器店主催のバンドコンテストに出る。

これを書いている時点では、前日の深夜。外は雨降りの六兼屋。明日の午後、甲府の島村楽器が主催するバンドコンテストに出るのだった。出場は7組の予定、一組2曲のコピーバンドばかり。

家族バンド。メンバーは、妻bibi=ドラム、娘upolu=ベース、僕paco=エレキギターのスリーピース。ボーカルは1曲は妻が、もう1曲は娘がとる。楽器からいえば、ベースもドラムも同時にボーカルという例は少ないし、ギターの僕が歌ほうが自然なのだが、僕はエレキがまだ経験不足で、同時に歌うのはちょっとつらいし、歌の練習も足りないので、ギターのみの主演。

曲は、チャットモンチー「シャングリラ」、相対性理論「ミスパラレルワールド」。

(by paco)先週の続きを書く。

尚、この話は先週8月10日に実施した【エネこみ】リアルミーティング2の内容とかぶるので、このときの音声も合わせて聞いてもらうと、理解が深まる。

前回、ロジカルファシリテーションの観点から、堀さんと孫さんの「トコトン議論」の議論の課題を解説した。実際に行われた議論に即して、どのような議論にすべきだったのかを解説した。

今回は、そもそもどのように議論すべきだったかについて書きたい。

■事前にイシューを合わせる

今回の「トコトン議論」はふたりとも、twitter上で自分の意見をかなり言い合ったいた。と言うことは、すでにどんな点で意見が食い違っていたのかが見えていたということであり、であれば、その食い違いを明確に浮き彫りするところまでは準備することが可能だった、と言うことだ。

ファシリテータの役割は、このような、事前に整理できる論点(イシュー)を明確にして、その点については、比較が容易なように準備をしてもらうという大切な役割がある。議論を始めてから、議論を通じてイシューを合わせるのではなく、事前にイシューを合わせてスタートできれば、そのほうが議論はわかりやすいし、平行線に見えることも避けられる。

(by paco)金曜日(2011/08/05)に、「トコトン議論」と称して、グロービスの堀義人さんとソフトバンクの孫正義さんの討論が行われた。USTREAMで中継されたので、見た人も多いと思う。

この議論を題材に、ファシリテーションとは何か、イシュー(論点)を合わせた議論とはどのようなものかについて、話したい。

■イシューを確認し、イシューを合わせる

以下は、終了直後にエネこみ@facebookでやりとりした内容からの抜粋。
http://www.facebook.com/enecomi
前半の議論が特に退屈だったという意見を受けて。

★paco
☆otowa

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