2011年7月アーカイブ

(by paco)明日から8月、夏休みシーズンですが、いかがお過ごしでしょうか。軽めの話もしていきたい、ということで、2週前に続き、音楽の話です。

■若い時期に音楽を「する」経験を積む

中学生のころ、フォークソングが勢いがあり、アコースティックギターの弾き語りに憧れて、練習をしていました。近くの質屋のウィンドウにフォークギターが1本あり、「新品」とあるし、安いし、と言うことで、お年玉を集めて購入し、弾いてみてびっくり、弦が硬くて指が痛い。ナイロン弦のガットギターを少し弾いたことがあったものの、スチール弦のアコギは始めて。

(アコースティックギターには、ネックが太くてナイロン弦のガットギター=クラシックギターと、ネックが細くてスチール弦のフォークギターがある。今はアコギというとフォークギターをさす方が多い。)

手が小さいので、ネックの太いガットギター(クラシックギター)はとても押さえきれないし、カッコもいいし、と言うことで手に入れたフォークギターですが、指に食い込む弦を、しっかり押さえないと、音が濁って鳴らない楽器で、それでも必死に練習して、コード(和音)弾きならそこそこ弾けるところまで行きました。

(by paco)友人が伝記を書いて出版した。読んでみて、じつに示唆的な本だった。

■伝記が読まれなくなった

伝記、あるいは伝記小説というカテゴリがある。

日本では、すっかり廃れてしまった感があるが、世界では、伝記は子供や若い世代が読むべき本として、定着していると聞く。

日本でも、かつては伝記がよく読まれた。教科書にも載っていた記憶がある。野口英世だとか、キュリー夫人、ヘレン・ケラーなどは代表例だろう。娘の小学校の教科書にも、玉川上水をつくった庄右衛門・清右衛門兄弟(玉川兄弟)の話が載っていたようだが、以前より少ない印象だ。

伝記の題材になるのは、いわゆる「偉人」だ。エライ人、すばらしい人が、どのように育ち、何を学び、どんな業績を上げたのかを書いたのが伝記。その伝記があまり読まれなくなったのは、というか、読むように推奨されなくなったのは、おそらく「偉い」という価値基準が明確でなくなったからだろう。どんな人にも、さまざまな面があり、どれどれほどの業績を上げても、それが結局お金のためだったとか、実は周囲に対して威圧的だったとか、マイナス面もあるもので、そういった一面も知れ渡ってしまうと、「偉人」というイメージから離れてしまい、伝記の対象としてふさわしくない、と思われてしまう。

(by paco)改めて最近のコミトンのタイトルを眺めていると、原発関係ばかりなので、今週も原発関係の話を書こうと思ったのだけれど、やめて、もうちょっと気軽な話をします。

◆新しいギターを買った

先週、新しいエレキギターを買いました。

実は、エレキギターを買うのは、え?何本目だろう。

エピフォン レスポール 赤
エピフォン SG ヴィンテージホワイト

スクアイア ストラトキャスター ハローキティ
ギブソン SG '61Reissue
ポールリードスミス ミラ シルバー
※他に楽器紹介

と言うことで、5本目ですね。

(by paco)先週水曜日、【エネこみ】カットオーバーミーティングを開いた。

集まったのは29名。開催場所を提供してくれたデジタルハリウッド大学の学生(僕のクラスの受講生)や大学教員、またクリシンOBやさまざまな場所で出会った方たちが大半で、久々に見る顔も多く、非常に暖かい中で進めることができた。来ていただいた方々、ありがとうございます。

ミーティングの模様は、すでにサイトにアップ済みなので、ぜひ聞いてほしい。
http://enecomi.com/wordpress/?p=84

ミーティングに来ていただいた方は重複するが、【エネこみ】の活動の重要なところを再度まとめておきたい。

【エネこみ】の活動のねらいは、大きくふたつある。

ひとつは、エナジーシフト。脱原発を進め、再生可能エネルギーを中心の社会に変えていく。

ふたつ目は、ポリティカルシフト、政治を変えること。

(by paco)先日ある企業に呼ばれて、震災対応ということで、半分ビジネス、半分ボランティアのサービスができないか検討している、という話を受けた。

半分、というのは、ビジネスになることが前提だが、もし国の役にたつなら、利益が取れなくてもやる可能性を排除しない、と言う意味。相談内容の一部を紹介しつつ、このタイミングでどのように考えていけばいいか、考え方を学んでほしい。

■節電支援サービスの「いい筋」の見方

最初に検討に上ったのが、節電支援サービス。節電が必要な夏だし、いろいろな人が手軽に節電に参加できるように、節電の方法を示すと同時に、実行した内容に応じて、何らかのサービス、たとえばプレゼントがもらえたり、ポイントをもらえたり、というような仕組みがつくれないか、というもの。

あくまでビジネスメイキングのタイミングなので、具体的に、どこかのショップと組むのか、ネット上のサービスにするのか、あるいは行政とつながるかなどはじょじょに固めるとして、こういったことを検討することに意味があるかどうか、と言う段階での相談だ。

実はこういうサービスについては複数の団体から相談を受けていて、やはり関心は高いのだろう。

さて、このタイプのサービスの見方だが、基本的には、まず、今年の夏の節電については、すでに「決着」が付いていて、追加でやる必要はなく、やるべきことの手も打たれている、と言うこと。