(by paco)参議院選挙で民主党が負け、みんなの党が躍進した、ということになっています。といっても、みんなの党は参議院でやっと11議席、衆議院で5人の少数政党であることには代わりありません。
とは言うものの、一気に10議席を伸ばした今回の参院選挙の結果は、躍進と言っていいでしょう。
そのみんなの党は、マニフェストではなく、アジェンダという名称で政策を提示しています。「わかりやすい」「新しい」と何となく評価の高いみんなの党ですが、僕はけっこう危うさを感じていて、今週はそんな話をします。
最大の危うさは、「わかりやすさ」の中にあります。
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参院選に勝って、政権のキャスティングボードを握るようなポジションにあるみんなの党ですが、民主党をかなり激しく批判し、アジェンダを共有できないなら、政策協調はしないと言っています。