(by paco)豊かさについて、もう少し続けます。前回までに
●選択肢が広く、選択する力がある
●社会の中での孤立感なく、存在できる
●良きエリートが社会をリードするしくみがある
という話をしました。今回は、
●世界との協調し孤立感を排除、独自性の存在感を出す
というテーマです。
この話は、実は2つ目の「社会の中での孤立感なく、存在できる」で話した意味合いを、個人ではなく、国という集団に当てはめたものです。
社会の中で個人として孤立していない、尊厳を持って存在できるということは、個人の豊かさにつながります。しかし、そうやって存在している社会自体が、それを含むもう少し大きな社会の中で孤立したり、尊厳(存在感)がなければ、個人の存在感もまた、希薄なものになる可能性があります。
もし、日本という区に(社会)に存在感がなく、他の国の人々から敬意を払われない国なら、どうなるでしょうか。