(by paco)今週は、3月第5週のため、休載です。ですが、何もないのもさびしいので、ちょっとだけ書きます。
先週、娘のウポルが中学校を卒業しました。で、ちょっとうれしかったので、自慢の記事を書きます。
ご存知の方も多いかと思いますが、ウポルは小学校6年の春から不登校で、中学は1回も授業に出ずに卒業しました。入学の段階で僕と二人で中学校にいって、担任と校長に会い、事情を話しました。すでに小学校にいってなくて卒業したこと、ダンスや音楽をやっていて、学校に朝から行くのが時間的に厳しいこと、学校に行かなくても学力的には十分やってきたこと、中学では通信教育(進研ゼミ)を受講して勉強する予定だということ。
基本的に、「明るい不登校」といっていて、人間関係の問題やいじめなどがあったわけではありません。学校的な集団生活は苦手な方でしたが、どうしてもなじめないというようなわけではありませんでした。むしろ、学校のしくみの非効率さの方が彼女にとっては問題で、同じ内容を学ぶなら、自習ならずっと短時間ですますことができたのです。ちなみに中学校3年間の平均的な勉強時間は、本人は1日30分といっています。たぶん、そんなものだと思います。進研ゼミは、勉強のガイド役としてはとてもよくできていて、ペースメイクをしてくれるし、解説もとても細やかなので、5教科の勉強にはもっとも効率的でした。もっとも、教科書レベルの基本マスターや、後半は受験対応なので、教師のキャラクターでおもしろい話を聞いたり、クラスメイトと学び合うと言った経験はできませんでした。でもその代わり、NHK「仕事の流儀」「トップランナー」「英語でしゃべらナイト」を録画して欠かさず見ていたので、まあ、雑談程度のレベルはこれでカバーしていたという感じですね。