(by paco)先日、J-WAVEのニュース番組「JAM THE WORLD」(音楽専門局を標榜する東京のFM局J-WAVEにも毎日2時間のニュース番組枠があるのです)に、小泉改革を推進した竹中平蔵が出ていました。政界は離れていますが、経済や財政が専門ですから、改めて今の状況を竹中がどう見ているのか、興味深く聞きました。その趣旨は、彼のサイトにある、以下の一言に集約されています。
「日本国内の政策論議は、あまりに独りよがりです。目先の痛み止めではなく、グローバル競争に勝つための強い日本経済を目指す必要があります。」
小泉政権時代からぶれない発言という意味では、良心を感じますが、ここまで「痛み」が広がっていることにまったく目を向けていないことに、改めてびっくりしました。