2007年12月アーカイブ

(by paco)今年は音楽ともっと仲良くするぞと宣言して始まった1年だったのですが、実際のところ、その目標を達成したのは妻と娘でした。去年の秋からふたりでボーカルスクールに通い始め、ドラムス、DTM(Desk Top Music)ソフトでの作曲、作詞、そして舞台で歌うと言うところまで実現して、彼女たちのがんばりにはびっくりさせられます。

で、今日はそのことについて加工というわけではなく、その間、楽器店にいったり、実際にソフトや楽器や道具を買うのを一緒に付き合ったりということをやりつつ、わかってきたことについて話してみようと思います。

ひとことでいうと、音楽についての技術開発は画期的に進んでいて、それはすばらしいことなんだけれど、別の側面として、「言いわけのきかない時代になった」ということです。

これまでアマチュアが音楽を初めて、プロをめざすにせよ、そうでないにせよ、自分がやりたい音楽を実現しようと思っても、いろいろと障害がありました。

(by paco)今週、12月13?15日の3日間にわたって、「エコプロダクツ2007」が東京ビッグサイトです。

僕は、4?5年前に行ったきりで、ここ数年は距離を置いていたのですが、今回は(オフィス文具や家具の)プラスグループからの依頼で、出展ブースで「トークショー」をやってほしいということで、昨日の最終日、行ってきました。その時のようすを、ちょっとランダムに報告したいと思います。

まず第一印象ですが、規模が大きくなり、活気が出て、非常に大きなイベントになったということです。まだ正式の発表はないですが、3日間で目標の17万人を超えて20万人は動員できたのではないかと思われる勢いでした。規模について言えば、数年前と比べると4?5倍の規模という感じで、各ブースも大きくなり、いわゆる東展示場をすべて使い切ったうえに、屋外展示でエコカーの試乗会などもやっていました。

(by paco)今日、12月8日は真珠湾攻撃の日です。日本が米国と戦争を始めた日ですね。年号は覚えていますか? 普通、覚えてないですよね。終戦の年号は? 昭和20年。西暦では? 1945年。さて、開戦の真珠湾の年は? 1941年です。戦争は、1941年12月から45年8月まで、3年9か月でした。意外に短いと思いませんか?

8月15日には戦争に関する特番が組まれたり、本が発行されたりしますが、開戦の12月にも本の発行は続いたりします。今年も何冊か出ているようです。

知っての通り、僕は「反戦派」なので、戦争という手段そのものを否定している人ではありますが、単に「戦争はダメ」というだけでなく、「なぜ戦争が起きるのか」「どうすれば戦争という判断をせずにすむのか」というイシューについて、ずっと考えてきました。

戦後、6年以上たち、戦争についての評価の見直しが進んでいます。そんなかで代表的なイシューが、戦後、連合国が日本の戦争犯罪人を裁いた「東京裁判」の是非や、日本の中国侵略の代表例とされる「南京虐殺」です。どちらも、これまでの定説に疑問を当時、反論することで、日本の過去を再評価しようというスタンスのものが多く、「従来の定説より、日本は実はもっと悪いことをしていた、日本の戦争指導者にはもっと多くの責任がある」という言説はほとんど見られません。

(by paco)ロジカルシンキングでは、イシューという概念が最も重要だと考えられています、というより、もしかしたら僕がそういう教え方をしているというだけかもしれませんが、どのようなイシューをたてるか、その能力が思考の能力を決めると言っても過言ではありません。

イシューとは、コミトンを読んでいただいている方には改めて説明する必要もないと思いますが、「今考えたいこと」「いま議論したいこと」ということで、考えるテーマのことです。同時に、ロジカルシンキングでは、イシューを「主語・述語のある疑問文」という形で、細部までしっかり特定することで、考えるべき内容をクリアにすることから始めます。考える内容をあらかじめ決めておくことで、考えるべき内容を明確にしようという方法論をとる分けです。

イシューは、考えるための入口であると同時に、立てた問いに答えを出すことが思考の目的になり、思考の結果である結論を規定することも意味しています。