chieichibaの最近のブログ記事

paco/渡辺パコです。

このブログは、知恵市場の有料版として主に僕が、毎週執筆してきたコラムのアーカイブ(書庫)です。
2006年から2012年まで、毎週欠かさず書いてきた原稿がおさまっています。

尚、知恵市場のサービスは、有料版、無料版とも、現在終了しています(そのうちまた復活させるかもしれませんが)。

古い記事なので、日付を確かめて読んでください。
過去の記事なので、たとえば、将来予測のようなことを書いて、あたっていないことも多いと思います。そういうところも含めて、記録として残しておくことにしました。

量がたいへん多いので(300本以上)、順に読むようなものではありません。
右の「カテゴリ」から気になるものを選んでもらうか、検索窓からお好きなキーワードを入れるなどして、お楽しみください。

記事についての問い合わせなどはfacebookアカウントを取得の上、ダイレクトメッセージでお寄せください。
https://www.facebook.com/paco.watanabe

■他のアーカイブ

▼無料版知恵市場(第三世代)

▼無料版知恵市場(第二世代)
http://w2.chieichiba.net/



アーカイブ設定日 2013/06/05

(by paco)こんにちは、paco@知恵市場です。

1月は怒濤の忙しさで、研修もたくさんやり、引越もやり、知恵市場のリニュアルをやりで、まるで余裕なしモードでした。ふと気づくと2月、スケジュールもだいぶ余裕ができて、たまった企画書を書くぞ?、新しい本も書くぞ?、知恵市場の有料版もちゃんとリニュアルするぞ?という新たなモードです。

で、まずは知恵市場の有料版「コミトン」ですが、無料版と同様のブログ形式にリニュアルします。といっても有料版での執筆はpacoだけが担当し、他のブログライターの原稿は無料版でお読みください。

知恵市場は、今回のリニュアルで、大きく4つのテーマ「Life Design」「Business Design」「Global Eyes」「Enviromental Eyes」を切り口にしてQOLを考えるサイトになりました。そこで、有料コンテンツもここしばらくの形式を改めて、4つのテーマをベースに書いていきます。

(by paco)(by paco)Life Design Dialogueというのは、実際のところ、何をするのでしょうか?

dialogue=対話ということなのですが、dialogueという方法に至るまでには、僕なりに試行錯誤がありました。僕が考えるLife Designの方法を本に書いたり、知恵市場で発表したり、つまり情報発信をするというアプローチもしてきたし、セミナー形式で講演+質疑ということもやりました。ワークショップ形式で少人数で集まってもらってそれぞれの考えを聞きながら僕からのアドバイスや相互にアドバイスをしあうということもやりました。

どれもおもしろかったり、僕自身も学びが多かったのですが、でもそれらの方法が、僕がやりたいこと(というより、やってあげたいこと)としていちばんいいのか、どんどんやっていきたいのかというと、どうも少し違うという気持ちがつきまとっていました。僕が興味があるのは、「誰かが実際に変化のきっかけをつかみ、それによってQOLの高い生き方を実現する」のを支援し、見届けることであって、情報を伝えることではないからです。

(by paco)「ライフデザインダイアローグ」スタート


ここ数年、ライフデザインという切り口で、自分らしい生き方を実現するということはどういうことか、本を書いたり、ワークショップを開いたりしてきました。「その人が真にその人らしくあること」というのが、僕がずっと考えてきたことで、もちろん、自分自身も例外ではないのですが、自分だけでなく、一人でも多くの人が自分らしく、自己決定権を持って生きることができる社会を実現したい、と、高校生ぐらいから考えてきた、それをいま実際にアクションに映しているわけです。

本を書いたり、知恵市場で情報発信をするのは、こういう考え方を広く、浅く、社会に提案する試みで、ワークショップやセミナーは、もう少し狭い範囲の人に、もう少し深く提案する方法で、これをここ数年、やってきたわけです。

(by paco)先週のコミトンで、「ライフデザイン・ダイアローグ」の話を書きました。何人かの方からメールをもらって、やりとりしたのですが、もしかして誤解もされるよな、と思ったので、もう少し説明したいと思います。

ライフデザイン・ダイアローグは、先週のメールで初めて考えたことではなく、すでに実際に、けっこう多くの人にそれに該当するやりとりをしてきました。僕の著書「35歳からは好きなことでお金を稼ぐ」「一人起業でひとまず年商3000万円?」などの本に例として取り上げた人たちは、ほとんどがこれまで僕が実際に相談に乗ってきた人たちか、彼らをモデルに、デフォルメして書いています。

これまでそういったライフデザインの話をしてきた人は、それ以前に直接面識がある人たちでした。グロービスや研修に集まった受講生、大学の授業に来た学生、ライフデザインや論理思考、環境問題のワークショップに来てた人。中には知恵市場の読者で、メールをくれて、という人もいましたが、多くが面識が事前にあった人たちでした。

知恵市場は、paco/渡辺パコが主宰する
Quality of lifeの高め方がわかるサイト

■人生の質の高さ、ってなんだろう?

価値観や生き方の規範が揺らいでいる時代の中で、自分らしく生きる、豊かになる、といったことに関心がある人が増えてきました。僕自身、豊かさとは、人生の意味とは、といったことに関心があり、大学では哲学を学んでみたのですが、もちろん哲学を学んでも、そういったことはわかりませんでした。

そこで、別の方向から考えてみようと思ったのが、「生活の質=Quality of life」です。

豊かさというと、普通は金銭的な豊かさに目が向きますが、お金があれば豊かだと単純にいえない時代になってしまいました。お金で計るのではなく、生活の質の高さという視点を持たなければ、満足のいく生き方はできません。