(by paco)<おとなの社会科>のスタッフ(JINさん、オトワさん)の間で、来年のテーマについてディスカッションしていて、気がついたことを書いてみます。
「贖罪」酒井法子
この2冊を僕から課題図書として示した上で、「罪と罰」について議論してもらったのですが、どうにもかみ合いません。一方は罪や罰を規定した法律の原理的な考え方に基づいて、犯罪と死刑という刑罰の関係について論じていて、もう一方は、「法律の学問的な原理」が「具体性がない」と指摘しました。
(by paco)<おとなの社会科>のスタッフ(JINさん、オトワさん)の間で、来年のテーマについてディスカッションしていて、気がついたことを書いてみます。
「贖罪」酒井法子
この2冊を僕から課題図書として示した上で、「罪と罰」について議論してもらったのですが、どうにもかみ合いません。一方は罪や罰を規定した法律の原理的な考え方に基づいて、犯罪と死刑という刑罰の関係について論じていて、もう一方は、「法律の学問的な原理」が「具体性がない」と指摘しました。
(by paco)金曜日、<おとなの社会科>の、初の企業研修版をオリックスグループで実施しました。テーマは「地球温暖化とビジネス」。内容的には<おとなの社会科>セミナーで今月行っているのと基本的に同じ内容です。
その研修の中で、受講者から「自動車はこれからどのような方向にいくと思うか」という質問が出ました。<おとなの社会科>が、先見力をつけることをひとつのねらいにしている、ということとも関係した質問です(こういう質問が出ることが、そもそも鋭い)。
僕の答えの前に、あなたもぜひ考えてみてください。もちろん、将来の自動車像を明確に知ることなど、誰にもできません。しかし、見ようと努力すること、想像することはできます。こうなったらいいな、という視点も必要ですが、先見力なので、これまでの自動車をめぐるトレンドを考え、その流れを延長することで、将来何が起きるかを考えます。
なるべく、遠くまで見通すことが重要です。3年5年先なら、ある程度わかってしまいます。というのは、新型車の開発は、短くても3年ぐらいかけているので、自動車会社の開発担当者なら、わかっていること、というより、現実そのものなのです。電気自動車やハイブリッド車の開発は進められているでしょうが、もっと先を見通すことが、先見力です。ざっと、20?30年後ぐらいでしょうか。
(by paco)金曜の夜からノロウィルスにやられまして、日曜の夕方になってようやくPCに迎えるようになりました。まだぼけっとしてますが、コミトンの締切もなので書きます。いつもより短めになりそうですが、ご容赦を。
■デカップリング、高円寺
「高円寺 東京新女子街」(三浦展(あつし)+SML)という本がありまして、ぼーっとしたあたまで読んでいるのですが、こんな内容です。
高円寺は……、
女子に人気の街になり、今もっとも最先端を行っている。
都心に近いわりに、物価が安く、住みやすい。
飲食店が豊富で、女性が1人では入れる店が多い。
古着屋など、しゃかりきファッションではない、ゆるい流行がある。
ナショナルチェーンより、個人商店が多く、なじみになりやすい。
治安がよく、女性の一人歩きが楽、子育てにも向いている。
高円寺の小売業売上も上昇している。
などの情報とともに、実際にどんな店があり、どこが魅力なのか、そして、訪れる人や済む人にとっての魅力は何か、豊富な写真と取材とともに紹介しています。
高円寺は、僕も以前から注目していて、特に「素人の乱」を何度か紹介してきたのだけれど、この本には、素人の乱は出ていないようですが、高円寺の魅力を更正するひとつになっているのではないかと思います。
(by paco)ふるいR25が出てきて、ぺらぺら見ていたら、巻末の石田衣良のコラムがおもしろかったので、シェアしたいと思います。
石田衣良と僕は同年生まれで、けっこうよく似た価値観を共有しているところがあるのですが、あくせくしない、落ち着き加減とか、しなやかな姿勢が共感できるところです。
上記のファイルにある石田衣良の3本のコラムから読み取れることは、
「いわゆる経済成長の時代は完全に終わったことを自覚せよ」
「経済成長しなくても個人は楽しく豊かに暮らせる」
「国の成長と、個人の成長を「切断」せよ」
いうメッセージです。
で、このメッセージは僕が以前かいた
[知恵市場 Commiton]474GDPで表せない価値を表面化させる
と基本的に同じ方向のことを言っていて、こんなところが石田衣良と共有できるところです。と、まとめてしまうと、それっきりなんですが、改めて、どういう話なのか、書きたいと思います。