(by paco)「仕事の効率」シリーズ、今回で最後です。
■他人の仕事に干渉する
前回、「自分の仕事を短時間ですませる」「会議を短くする」という話をしました。これらは基本的に「自分の仕事」をなんとかしようという方法です。これに対して、人に働きかけて、自分の仕事時間を短くするという方法があります。
たとえば、会議の時間が自分の仕事の時間を長時間化させているという場合、会議を何とかしなければ、仕事の効率は上がらないということになります。自分の努力で改善できるところは粛々と進めるとしても、せっかく自分ががんばっても、長時間会議でそれが相殺されてしまうとしたら、がっかりです。
同じ構造のこととして、連携して仕事をしている相手先が時間にルーズだ、という場合もあります。自分の仕事が単独では完成せず、隣のセクションと連携してやっている場面で、相手のセクションが予定を大幅に遅れてしまえば、自分はその後始末をするように、忙しくなります。このような場合も、相手のセクションと一緒になって問題解決を図る必要があります。