(by paco)今年、2008年は、パレスチナ難民が発生してから60年に当たります。今日は、パレスチナ問題について考えます。
パレスチナと聞いて、場所がどこか、なんのことか、そもそもわからないという人のほうが多いかもしれません。それが日本の僕らの生活とどう関係するのか、ますますわからないかもしれません。一度整理しておきたいと思います。
パレスチナとは、中東の地中海沿岸で、西を地中海、東をメソポタミア、北をトルコ、南をアラビア半島に囲まれた地域です。中心地は、エルサレム。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が聖地を置いていてる古い町です。聖書を読んだことがある人なら、「パリサイ人」という表現が出てくるのを読んだことがあると思いますが、パリサイとは、パレスチナのことです。そんなわけで、パレスチナには聖書に出てくるたくさんの地名が今もあり、街として機能していて、イエスの生まれたナザレもそのひとつです。