(by paco)485ツイッター、SNS、エレキギター、名刺

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(by paco)最近考えた、細かいネタをいくつか。

■ツイッターは、いまいち使いにくい

久しぶりにあった友人から「ツイッターは使ってますか?」と聞かれて、使っているけど、あんまり積極的じゃない、という話をした。

僕のツイッタアカウントは「paco156ti」なので、フォローしてください、といいつつ、あんまり書き込んでいない。現在、ツイートは562件、フォロー、フォロアーはともにあと少しで1000件、という感じ。

なんでツイッターをあんまり使わないのか。

そもそも「つぶやき」というのが気に入らない。僕はふつう「つぶやかない」。言うべきことははっきりいうし、どうでもいいことは言わない。目の前の誰かとしゃべっていれば、やりとりの中で冗談のひとつも言いたくなるけど、こちらから誰ともわからない人に向かってつぶやくような趣味はないし。

グロービスの堀さんのように、140字のツイートを連続何十本も書き込んだ上で、自分のブログにまとめて掲載、という人もいるけれど、それならはじめからブログに書けばいいじゃん、と思う。

ツイートした瞬間にたくさんのフォロアーに読まれるというのはいいような気もするけれど、実際にはフォロアーのうち、こちらがツイートした瞬間にタイムラインを読んでいる人はごくわずかだし、僕自身そうであるように、何百人もフォローしている人がいれば、特定のツイートを見る可能性は、びっくりするほどわずかな可能性しかないだろう。

ある程度まとまったことを書くならブログの方がいいし、短いメッセージをツイートして誰かに届けるには当たり外れが多すぎる。

<おとなの社会科>の告知とか、コラムを書いた告知とか、告知用途に使って、偶然読んでくれる人を狙うという意味では、そのわりには手間がかからないからいいと思うけれど、それ以上でもそれ以下でもない感じ。

そして何より、はまりだすとずっとタイムラインが気になって、やたらにツイッターべったりになることも気に入らない。なんだか、タイムライン中心に人生が回っているようで、ただでさえ忙しいのに、これ以上こだわるところを増やしたくない感じもする。

ということで、現状、あまり積極的になる必然性がなく、ツイートしているヒマがあったら、メインの個人サイト「Rside」に料理の写真でもアップしていた方がいい、というのが今の気持ちかな。

ということで、ツイッタでフォローするより、rsideを見てくれるとうれしい。

ちなみに<おとなの社会科>はセミナー中はリアルタイムで書き込みしているので、こちらはぜひフォローを。@otosha、#otosha。

■SNSはよくできている。営業に使う方法は?

MixiやFacebookなどのSNSは確かに便利で、登録すると、なぜかわからないけど、ともだちがどんどん出てきて、びっくりする。って、もちろん、理由というか、メカニズムはわかるのだけれど、それでも「この人もともだちだよね」と次々に顔が出てくると、ちょっとへきえきする。

メールだけでも、日々いろいろな人から届いて、あれやこれや依頼されたり、相談されたり、こちらからお願いしたりで、対応に追われているのに、これ以上なにをしろと言うのかと、押しつけがましい感じしか受けない。

FACEBOOKの発祥の地、米国では、ここにすべての情報を蓄積しておけば、就活にもなっちゃうということで、仕事を失っても、気になる会社の人を捜し出し、いろいろ聞き出せば、めでたく面接にたどり着いて仕事を得ることもできてしまう、ということのようなので、使えるのだと思う。

ということは、今<おとなの社会科>の販売促進に力を入れている僕としては、Facebookを営業活動に使えばいい、ということなんだろうな。具体的な方法について、指南してくれる人がいれば、ぜひ、教えてもらいたいところ。

漠然とした使い方では、時間を消費するだけだが、ねらいが明確なら、時間の消費から時間の投資に変わるので、よい、ということだ。

■楽器はつくづく難しい。

今年の春、3月に、エレキギターを習い始めた。

ギターを始めたのは、中学時代で、アコースティックギターでフォークソングを歌っていた。近くの質屋で質流れ品を安く買ったのが最初。当時は、まだ街中に質屋があり、質流れ品を売っていたのだ。サラ金以前の時代。

大学受験のころには楽器はやめてしまい、数年前に思い立って、アコギを買い直し、弾き始めたのだが、どうせならエレキを弾こうと思い、しばらく独習の末、今年、習い始めた次第。

家族が音楽三昧で、ちょっとうらやましくなったというのはあるのだけれど、直接のきっかけは、大好きなバンド「GARNET CROW」のオカモッチこと岡本仁志のソロギターを自分で弾いてみたくなったこと。数限りなく音楽を聴き、ギターも聞いてきたけれど、自分で弾いてみたいと思ったのは、実は初めてのことで、とにかくオカモッチのギターをコピーすることを目標に習い始めた。

近くのヤマハ音楽教室のギターの先生が、珍しく持ち込みの曲も教える、というので個人レッスンを受けていたのだが、実際に始めてみると、楽譜がないとダメだとか、いろいろ細かいことを言い出したので、夏休みで休会したのを機に、先生を乗り換えた。

サイトをいろいろ調べていたら、cyta.jpというサイトがあり、個人レッスンをしているインストラクターがたくさん登録されていて、希望の人を選べる、というシステム。近くの練習用のスタジオを借りてレッスンするシステムで、内容や回数は交渉次第なので、なかなか希望にぴったりだった。2人目に出会った伊藤さんがなかなか気も合い、今は楽しくレッスン&練習をしている。

講師の伊藤紀彦さんは、2年前にサラリーマンをやめて、ギタリストとして独立した40代で、妻子もあるというなかなか勇気ある人です。CDもだし、ライブもやり、レッスンもして、歌手に曲提供やスタジオミュージシャンまで、とにかくギターと音楽でできることはなんでもするという姿勢が実にさわやかです。年齢も近いこともあり、おとなのペースで学ぶことができるので、僕としても助かっている。

おとなのペース、というのは、たとえば練習時間。やはり多忙な日々なので、2週に1回程度設定したレッスンまでの間、1回も楽器に触れない、ということもあり、情けない状態でレッスンに臨むこともあるわけだが、それでも焦らずにできるところから教えてくれるのはありがたいし、続ける意欲になる。今週あたりは弾く時間もとれているので、ちょっと前進できているけれど、こういうときはレッスンまで間があったりして、そうか、こういうときは間にもう1回入れてもいいんだな。

半年間ずっとGARNET CROWの「この手を伸ばせば」(「LOCKS」収録)をやり続けているのだけれど、相変わらず思うように引けず、あ?情けないというところなのだが、できないことを数えるより、できるようになったことに満足するしかない。楽器は本当に難しいが、それでもやりたくなるのが救い。

以前は僕が1人で熱烈ファンをしていたGARNET CROWだが、砂金は妻や娘も少しずつ理解を示すようになり、練習中の「この手を伸ばせば」を妻がピアノで弾くようになり、僕がギターソロを載せて、娘が歌ったりと、家族でセッションできるのがハッピーである。それにしてももうちょっとうまくなりたいなあ。

練習するしかない(^^;)。

■名刺をリデザインする。

今週末の大事なテーマは、名刺を作り直すこと。

僕の名刺はずっと自分でデザインしているのだけれど、ここ5年ぐらいは基本的にデザインを変えずにきた。気に入っていたし、渡したときの評判もよかった。名刺は、僕にとっては数少ない、それだけにと手も重要な営業ツールで、いつも注意を払ってつくっている。

今回は、<おとなの社会科>がはじまって、通常の自分の名刺と両方を持っていることがだんだんめんどうになり、統合することが目的だった。単純にウラオモテにして、片面が<おとなの社会科>の名刺、片面が<おとなの社会科>以外の内容にした名刺とすることにした。

もうひとつ僕の名刺の特徴と言えば、パンチ穴が空いていることで、これまでは、余白のスペースに、木や花の形のパンチ穴を開けていた。なかなかおしゃれな感じになり、特に女性に渡すと必ずコメントして話題ができるので、自分でも気に入っている。しかし、これまでの名刺だと、表の余白に開けても、ウラの文字が書けてしまう。そこで、今回は、ウラ、オモテともに欠けない名刺を作ることにした。

<おとなの社会科>の名刺がオレンジ基調なので、逆サイドはグリーン基調として、ウラオモテの同じ位置にホワイトスペースをつくると同時に、パンチ開けも小型のものをいくつか追加購入して、ちょうど開けられるようにした。「猫」「カエデの葉」「ぐるぐるうずまき」「さくらんぼ」「りんご」の5種類の穴と、ウラオモテということで、10種類の名刺があるように見え、なかなか楽しめるようになったと思う。仕事先で渡す場合、数名と一度に名刺交換することが多いので、違う穴やデザインだとそれ自体が話題になって、場が明るくなるのだ。こういう雰囲気作りは、僕のような堅い仕事をしている場合、かなり重要だと思っている。セルフプロデュースの一環である。

印刷は六兼屋にあるキヤノン製の複合機で、上位機種ではあるものの、特に高いものではない。キヤノンのプリンタは名刺サイズの用紙に裁ち落とし(サイズいっぱいのフチナシ印刷)まで印刷できるので、デザインの自由度が商用印刷とおなじだし、印刷品位は商用印刷以上なので、大変ありがたい。とはいえ、裁ち落としにしつつ、きれいにレイアウトするには、テストが欠かせない。狙った仕上がりになるまで、サイズ、位置、発色を何度もテストして仕上げる。特に重要なのは、「少し余白を大きめにデザインする」ことだ。裁ち落とし印刷の場合、印刷そのものは少し大きめにして、インクをちょっと外にまで吹き付ける。その「はみ出し量」をだいたい6?10%程度つくるところがポイントで、試行錯誤が欠かせないのだ。色も、モニター上ではRGB(光の三原色)で表現されているのが、印刷では色の三原色をベースにした7色で印刷するので、どうしても同じ色にはならない。印刷上、狙った色になるように、画面上を調整する。

両面印刷になるので、印刷順も重要。どちらの面を先にするか。印刷直後は、インクが扱くのっている場所が湿って反るので、ソリによって紙送りがスムーズにいかなくなり、印刷が乱れることがある。ソリの加減でどちらの面から印刷するかを決め、また、片面印刷のあと、十分乾かして、平面性を取り戻してからうら面の印刷をするのもコツだ。一度にたくさん印刷すると、万が一のトラブルの時に紙を無駄にする量が増えるので、生産性を考慮して、20枚ずつ印刷する。

両面印刷が終わったら、1枚ずつ、パンチ穴を開ける。名刺を渡すときに、順に違う名刺を渡せるように、5種類のパンチを順に使って、1枚ずつ違うパンチを開けておく。

台風の土曜日に、これを合計300枚制作しておいたので、これで当分持つだろう。

ちょっとかっこつけて言えば、こういう地道な作業の積み重ねがいい仕事につながるのである。

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